突然ですが、僕は、先日結婚式を挙げ、そこでピアノを弾きました。
僕は、ピアノは、まったく弾けませんでした。
妹がピアノを習っていて、家に電子ピアノがあったのですが、ほとんどさわったこともありませんでした。
そんなピアノど素人の僕が「妻をびっくりさせたいな」と思い
「サプライズでピアノを弾きます!」
と式場に伝えてしまいました…。
でも、はじめは、すごく苦労しました。
「指が思うように動かない」
「楽譜を読んで弾けない」
「なにから練習したらいいのかわからない」
なかなか弾けるようにならなかった僕ですが、結婚式では、無事に一曲を弾くことができて、妻も涙を流して喜んでくれました。
「すごいね」と泣きながら笑ってくれた妻の顔を見て、
「がんばってよかった!」
と僕も感動しました。
この記事では、僕がどうやって練習して、一曲弾けるようになったのか書いてみようと思います。
→ピアノ初心者の僕がピアノが弾けた方法とは?
ピアノ初心者の僕がつまづいたポイントはここでした…。
僕は、はじめ「独学でなんとか弾けるだろう」と軽く考えていたんですが、独学ではどうしようもないことがたくさんありました。
僕が独学でやっていて、つまづいたポイントを挙げてみますね。
そもそもピアノの練習のやり方がわからない…
僕は、まずネットで弾きたい曲の楽譜を買いました。
でも、いざ楽譜を見てみると、
「どうやって指を動かしたらいいのかわからない」
「どの指を使ったらいいのかわからない」
「楽譜も読めない」
で、なにから練習したらいいのかさっぱりでした。
家族でただ一人ピアノが弾ける妹は、先にお嫁にいってしまい、聞ける人もいなくて、しょっぱなから、つまづいてしまいました。
そもそもピアノの楽譜が読めない…
まず、僕は、楽譜が読めません。
ドから数えれば、なんとか読めますが、ピアノをスラスラ弾こうと思ったら、数えてる場合じゃないんです。
楽譜が一瞬で読めないと弾けません。
どれだけ練習しても、そんなに速く楽譜を読むことはできなさそうだったので、妹に楽譜を送り、ドレミを書き込んでもらいました。
鍵盤のドレミの位置がすぐにわからなくなる
妹に頼んで、楽譜にドレミを書き込んでもらったのはよかったのですが、弾こうとすると、鍵盤のドレミの位置がわからなくなって、指が迷ってしまいます。
指が動かない…
指が動かないのにも苦労しました。
頭ではわかっているのに、思うように指が動かない…。
会社では、パソコンのブラインドタッチができるのに、ピアノを目の前にすると、指がフリーズして動かないんです。
両手になるとこんがらかってしまう
両手を合わせるのは、ほんとうに大変でした。
右手に必死になっていると、左手が動かなくて、なんとか両手を動かそうとすると右手と左手がいっしょに動いてしまう…。
僕にピアノを弾くのはムリなんじゃないかと「もうやめよう…」とまで思いました。
ピアノ教室に通うのがむずかしい
独学では無理だと気づき、ピアノ教室に通うことも考えました。
でも仕事があるので、毎週決まった時間に通うのは難しいし、入会金やレッスン代も高く、なかなか決心がつきませんでした。
迷っているうちに、時間はどんどん過ぎていき、結婚式まであと2ヶ月になってしまいました。
ピアノ初心者がつまづくポイントの解決方法とは?
僕は、独学でつまづき、全然弾けるようにならなくて、なんとか解決法がないかと、連日、ネットで検索してました。
そこで気づいたのが、僕がつまづいていたポイントは、大人の初心者の大半がつまづくポイントと同じだってことでした。
僕が見つけた、大人の初心者がつまづきやすいポイントの解決法がこれでした。
「練習のやり方がわからない」
「楽譜が読めない」
「鍵盤のドレミの位置がすぐにわからなくなる」
「指が動かない」
「両手になるとこんがらかってしまう」
「ピアノ教室に通うのがむずかしい」
ピアノ教室に通わないと、先生に聞くことはできないと思っていたのですが、自宅でレッスンが受けられるDVD教材があったんです。
そのDVD教材は、大人の初心者のことをとにかく考えて作られていて、大人がつまづくポイントをぜんぶ先回りして解決してくれてました。
僕が、つまづいていたポイントをDVD教材で、どうやって解決できたか、具体的に書いていきます。
練習のやり方がわからない
DVD教材は、レッスン形式になっています。
短いレッスンを10回分見れば、曲が弾けるようになります。
リズムを手拍子で教えてくれたり、手の形や指の動かし方もていねいに教えてくれるので、先生の言うとおりにやるだけで、弾けるようになりました。
楽譜が読めない
楽譜には、ドレミが書き込んであるので、楽譜が読めなくても全然大丈夫です(^^)
ドレミだけじゃなくて、指番号も書いてあるので、
「どの指を使えばいいのかわからない」
「指が足りない」
という心配もありません。
鍵盤のドレミの位置がすぐにわからなくなる
鍵盤に貼れるドレミシールがついてきます。
シールを貼ることで、独学でやってたときみたいに「弾いてる途中で迷ってしまう」ということがなくなりました。
貼ってはがせるシールなので、慣れてきたら、きれいにはがせます。
指が動かない
指をスラスラ動かす練習曲集がついてきます。
ちょっとむずかしいんですが、毎日少しずつやっていると、全然動かなかった僕の指が、動くようになってきました。
練習曲集といっても「チャルメラ」とか「結婚行進曲」とか知っている曲なので、飽きないで練習できました。
両手になるとこんがらかってしまう
先生のお手本DVDを見れば、大丈夫です。
楽譜、鍵盤、先生の手が、はっきり見えて、どのタイミングで、指を動かせばいいのかが、すごくわかりやすかったです!
指をくぐらせたりなど、少し難しいところは、ゆっくり丁寧に教えてくれます。
DVDなので、繰り返し見れるのもとても助かりました。
ピアノ教室に通うのがむずかしい
自宅でDVDを見るだけなので、好きな時間にいつでも練習できます。
一回のレッスン時間も短いので、少ししか時間がなくても、進めることができました。
僕が、2ヶ月かからずに、曲が弾けるようになったのは、毎日の生活の中で、少しずつでも進めていけたからだと思います。
時間がかかる内容だと、仕事から帰ってきてからやろうという気持ちにならなかっただろうし、そのままどんどん時間が過ぎていってしまった気がします。
ピアノ初心者の僕が使ったDVD教材の良い点と注意点
DVD教材の良い点
アレンジがかっこいい
僕が、2ヶ月足らずで弾けるようになったのは、ホルスト作曲の「ジュピター」です。
平原綾香さんが、歌っていた曲です。
初心者の僕でも、2ヶ月かからずに弾けたのに
「初心者っぽく聞こえないんです。」
だんだん弾けるようになってきたとき、聞いていた母に「いい曲ね〜」と言われました。
教本がおもしろくて、わかりやすい
楽譜を読むときの知識を教えてくれる「テキスト教本」もついてきます。
イラストや図がたくさんあって、超初心者の僕でも、よくわかりました。
読み進めるうちに、ピアノにどんどん興味がわいてきました。
ピアノ教室へ通うよりお得
僕が使ったDVD教材の値段は、32.184円です。
初めて値段を見たときは、「高いな…」と思ったんですが、もしピアノ教室へ通うことになれば、もっとお金がかかります。
僕が、通うか迷っていた大手の教室は、入会金5.400円、月謝7.020円(月2回)、教材費4.000円とホームページに書かれていました。
たった8回レッスンを受けるだけで、合計37.480円を支払うことになり、このDVD教材の値段を上回ります。
このDVDでは、全26回分のレッスンを受けることができます。
6曲以上の曲が、両手で弾けるようになって、音楽の知識もいつのまにか頭に入っています。
ピアノ教室8回分のレッスンより、かなり内容が濃いんじゃないでしょうか?
DVD教材の注意点
このDVD教材は、僕のように全くの初心者の方に向いてると思います。
かなり基礎的なことから、少しずつ進んでいくので、ピアノが少しでも弾ける方には物足りないんじゃないかと思います。
それから、順調にいけば、1ヶ月で2曲が弾けるようになるんですが、曲は選べません。
先生が最初に教えてくれるのは、ベートーヴェンの「よろこびのうた」と、ホルストの「ジュピター」です。
DVDは、3枚あるので、2枚目、3枚目と進んで、全て終わるころには、好きな曲にチャレンジしていけるようになると思います。
僕も結婚式は終わりましたが、自分でピアノが弾けるってすごく楽しくて、新居に妹の電子ピアノをもらってきて、2枚目のDVDの練習に入ろうと思ってます。