「そろそろ子供に習い事でも…?」「将来役に立つ習い事って…?」なんてお悩みのママとパパへ朗報です!
脳科学者も絶賛のピアノ教育について、ヤマハ音楽教室の先生に、何歳からピアノを始めるのがいいのか質問したところ、4歳〜5歳という答えが返ってきました。
なぜ4〜5歳で始めるのが良いのでしょうか?
目次
4歳~5歳でピアノを始めるメリット その1
一般的にピアノは、楽譜を読んでから弾きますが、ヤマハ音楽教室では、きく→うたう→ひく→よむの順番でレッスンをするそうです。
なぜかと言うと4歳から5歳頃は、身体の中で最も聴覚が発達する時期なので、その時期に聞いたり歌ったりと耳をたくさん使ってレッスンをする事で音感を育てる事ができるそうです。
そして、音感はこの時期を逃すとつけるのが難しくなるので4歳~5歳からピアノを始めることをお勧めしているそうです。
さらに、目で見たものを覚える脳の回路が発達していない幼児にとって楽譜を読むのは難しく、難しいと感じる事は上達しにくいそうです。
しかし、耳が敏感なこの時期、聞いて覚えた事は忘れないそうです。
私が取材したヤマハの先生も、4歳の時に幼児科で習った曲を数十年経った今でも覚えていて楽譜なしで弾けるそうです。
幼児は、楽しいと思える事でなければ、上達せず、しかも、音感をつけられる時期は限られていて、7歳までが限界だと言われています。
4歳~5歳でピアノを始めるメリット その2
先生が音感を持っている生徒を見て特に思うのはこちらの4つだそうです。
①暗譜が早い、特に暗譜の為に何かをしなくても自然に覚えている
※暗譜とは、楽譜を覚えて弾くこと
②音楽表現が豊かで楽譜を見た時に、それが記号でなく音楽として頭で想像でき、あたかも歌っているように表情豊かに弾く事ができる
③耳で聞いた音楽を楽譜がなくても弾くことができる
④自分が知っている曲にオリジナルの伴奏をつけたり、自ら作曲することができる
幼児化の2年間は、今後の音楽人生を左右する最も大切な時間
「幼児科の2年間は長く音楽をしていく人生で宝物になります。」とおっしゃる先生。
その理由として音感はこの時期にしかつかず、さらに音楽をしていく上ではとても大切な力が身につく時期になるようです。
だからこそヤマハ音楽教室の独自カリキュラムをお勧めされていたのも納得できました。
「この2年間でしっかりと耳の力をつけることで、その後の音楽人生が大きく変わります」
ピアノを弾くことでスポーツや学力まで効果を及ぼす
「現在、学術的に証明されている限りにおいて、ピアノほど脳にいい習い事はありません」と、きっぱり言いきる澤口先生。
「まず、ピアノを習えばピアノに必要なスキルが身につくのは言うまでもないですね。
しかし、ピアノが他の習い事と違うのは、それだけに留まらない万能性があるからなんです」 「ピアノというのは、両手を並列かつ複雑に使い、楽譜を一時的にも記憶しながら演奏し、さらに次に弾く楽譜を先読みします。
そして特に重要なのは両手を同じように使いますが、その使い方がまったく異なるという点です。これは他のものにはない非常に高度な行為なんですね。
つまり、ピアノをやっていると、自然にすべての脳機能を高めてしまうというわけです」 「ピアノのレッスンを続けることによって、脳の監督役でもある前頭前野が構造的に発達し、HQの長期的な発達につながります。
また、脳梁(のうりょう)と呼ばれる部分が太くなり、左右の脳のバランスがよくなるんです。まだまだあります。
小脳も大きくなり、運動機能や知的機能、感情的機能までもアップします。
さらに、海馬とよばれる部分が発達し、記憶力がアップするので、学力向上につながります。
つまり、ピアノを習うことによって、脳機能をまんべんなく育て“地頭”をよくすることができ、スポーツや学力まで効果を及ぼすんです」
出典:https://www.mamatenna.jp/article/10659/
まとめ
今回の取材を通してピアノを始めるには、聴覚が発達し始める4歳~5歳が最適な時期であり、音感があるとないではその後の音楽人生を大きく左右するということにも驚かされました。
さらに、脳科学的にもピアノを弾くことでスポーツや学力まで効果を及ぼすことが証明されているんですね。
子供の習い事にお悩みのみなさん、これを機にピアノを習わせてみてはいかがでしょうか?